老犬ホーム・老猫ホームっていくらくらいかかるの(利用料金の相場)
2022.03.14 (老犬ケア)
「老犬ホーム・老猫ホームの相場っていくらなの」というお問い合わせが私ども老犬ケア相談デスクへ多く寄せられます。
そこで今回のコラムでは老犬ホーム・老猫ホームの料金相場についてご案内します。
2022年3月現在の老犬ケア掲載施設をもとに算出した小型犬(5kg程度)、中型犬(15kg程度)、猫のお預かり料金の概算相場は次の通りです。
■関東エリア
小型犬(5kg程度):1か月 9.2万円・1年 80万円
中型犬(15kg程度):1か月 12.4万円・1年 100万円
猫:1か月 7.5万円・1年 40万円
■関西エリア
小型犬(5kg程度): 1か月 6.1万円・1年 70万円
中型犬(15kg程度): 1か月 8.1万円・1年 100万円
猫: 1か月 6.6万円・1年 80万円
■東海エリア
小型犬(5kg程度):1か月 6.0万円・1年 60万円
中型犬(15kg程度):1か月 7.9万円・1年 80万円
猫: 1か月 3.1万円・1年 40万円
■その他エリア
小型犬(5kg程度):1か月 6.2万円・1年 55万円
中型犬(15kg程度):1か月 7.4万円・1年 70万円
猫: 1か月 5.4万円・1年 45万円
数は多くありませんが、終身一括払いの料金を設定している施設もあります。
■終身一括料金(全国相場)
小型犬(5kg程度):120万円
中型犬(15kg程度):160万円
猫: 120万円
各利用料金には、年齢などの利用条件が設定されているケースもあります。
注意しなければならないのは、それぞれの施設でサービス内容や立地、設備が違うということです。利用料金だけを見て、相場より高い、安いと判断するのは危険です。
宿泊施設をイメージすると分かりやすと思います。一泊数千円のリーズナブルなビジネスホテルから、一泊10万円を超えるような超高級ホテルもあるといった感じです。ご利用時には単に料金を比べるだけでなく、スタッフの数・常駐時間、お世話内容といったサービス面もあわせて確認してください。
ご入居時に保証金や医療予備費(入所後の動物病院代)といった、あらかじめ一定の金額を預ける必要がある場合や、入所金が必要になるケースもあります。
また、利用代金には入所後の医療費や狂犬病予防接種、混合ワクチン代が利用料金に含まれないことが一般的です。オムツやペットシーツといった消耗品が利用料金に含まれない施設もあります。
利用料金に何が含まれ、何が含まれないのかの確認も必要です。
もうひとつ注意しておきたいことが、契約終了(死亡)時の返金です。
看取りや終生お預かりが多い老犬ホーム・老猫ホームの場合、契約期間途中で愛犬・愛猫の死亡により、契約が終了するケースが想定されます。
契約後、一定期間が経過した場合は返金がゼロになるケースもありますので、解約時の返金内容を踏まえて利用料金を比較することが大切です。
最後に、私たち老犬ケアが強くお伝えしたいのは「利用料金だけで選ばないで」ということです。
老犬ホーム・老猫ホームはみなさんの大切な愛犬・愛猫が長い時間を過ごす場所です。
今までの愛犬・愛猫の生活を振り返り、環境変化が少なく、愛犬・愛猫の状態にあったお世話が受けられる施設を選んでください。
■老犬ホーム情報はこちら
北日本の老犬ホーム
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調査発表資料
老犬ホーム利用料金調査(2016年5月)
- 進む動物医療の高度化(2015.03.29)
- 愛犬の3頭に1頭は10歳以上に(2015.03.17)
- 4人に1人はペットが嫌い?!(2015.05.21)
- もしもの時どうする?愛犬と共に災害に備えるヒント(2024.10.30)
- 老犬との生活がもたらすメリットを紹介(2024.09.30)
- 施設訪問記 小淵沢IKIGAIペットセンター(2024.08.30)