寝苦しい夏の夜に。愛犬が快適に眠れるベッド選びのポイント
2020.08.18 (老犬ケア)
全身毛におおわれ、人間に比べ暑さに弱い犬にとって夏は特に過ごしにくい季節になります。そのため、お昼寝も夜の睡眠も質が低下しやすく、ワンちゃんも体調不良に陥りやすい時期。
そこで今回は、暑さ対策にもなる犬の夏用ベッドをご紹介します。
■ワンちゃんの暑さ対策に!夏のおすすめベッド
いつも使っているベッドでは寝苦しさを感じる夏の夜。夏向けのベッドを活用して、快適な空間作りを心がけましょう。
【ドーム型のひんやりベッド】
冷房の風がワンちゃんの体に直接あたるのをガードするドーム型のベッド。内側には接触冷感生地を使用しているため、皮膚に触れるとひんやり気持ちよく、暑い夏も快適な眠りを期待できます。
【メッシュベッド】
スチール製の足がついたメッシュベッドは、地面から高さがあるため、通気性がよく、湿気が留まらないのが特徴。ムレが気になる毛の長いワンちゃんにはおすすめです。
【クールソファベッド】
こちらも接触冷感の生地を使用したソファタイプのベッド。触れるとひんやり優しい涼しさを感じられます。ふかふかのソファに体を沈ませ、ゆったり眠れるのも魅力のひとつ。ソファの端にあごを乗せて、体をリラックスさせてぐっすり眠れますよ。
◾️老犬の場合に気をつけたい!ベッド選びのポイント
老犬になると、ベッド選びにも配慮すべきポイントがあります。
【汚れても洗いやすいものを】
老犬になるとトイレを失敗して排泄物で体が汚れやすくなるため、必然的にベッドにも汚れがつきやすくなります。寝床を清潔に保つために、汚れてもすぐに洗える使いやすいものがおすすめです。
【ほどよい厚みがある】
足腰が弱くなり身体の痛みを感じやすくなる老犬には、ふっくら厚みのあるベッドがおすすめです。痩せて骨ばった体も包む込んでくれるので、ゆったり快適に過ごせます。
【愛犬のサイズよりも大きめサイズをチョイス】
特に介護が必要になったワンちゃんの場合は、体を拭いたり、オムツを替えたり、愛犬の体勢を変えてお世話をする場面が増えてきます。そのため、寝返りをさせられる程度の広さに余裕があるベッドを選んでおくとお世話がしやすいですよ。
◾️まとめ
夏はワンちゃんの体調管理に注意が必要な時です。しっかり睡眠をとって、生活のリズムを整えることも意識しながら、愛犬が快適に過ごせるような寝具選びをぜひ心がけてみてください。
(医療監修:獣医師 先崎直子)
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