犬にケーキを与えても大丈夫?老犬と過ごすクリスマス
2023.12.14 (老犬ケア)
愛犬も家族の一員として一緒に季節のイベントを楽しんでいる飼い主さんは多いかと思います。クリスマスには、愛犬にかわいい衣装を着せて一緒に楽しむ計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスの定番といえば、「クリスマスケーキ」です。しかし、ケーキは愛犬に与えても問題ないのでしょうか。
今回は、犬にケーキを与える際の注意点を解説します。一緒にイベントを楽しむ参考にしてください。
■ 犬にケーキを与えてもいい?
ケーキは甘くカロリーが高いイメージがあるため、愛犬に与えても大丈夫か心配になってしまいますよね。
ケーキはドライフードよりも柔らかいため、子犬や老犬でも食べられます。
しかし、人用のケーキは糖質や脂肪分が多いため、犬の体に負担がかかってしまいます。犬に与える際は犬用ケーキを準備してあげましょう。
■ 犬にケーキを与えるときの注意点
愛犬にケーキを与えるときは以下の点に注意しましょう。
【摂取してはいけない食材】
チョコレートやアルコール、一部のフルーツ(ブドウ、イチジク、プルーンなど)といった犬が摂取してはいけない食材が入っていないかを確かめましょう。
【アレルギー】
人と同じように、食材によってはアレルギー症状が出てしまう場合があります。 新小麦や乳製品など、初めて与える食材がある際には注意しましょう。
【細かく刻む】
ケーキに使われているフルーツは、愛犬にとって大きい場合があります。特に子犬や老犬はうまく咀嚼ができず、詰まらせてしまう可能性もありますので、細かく刻んであげましょう。
【量を調整する】
ケーキは嗜好品のため、主食ではなく量を調整しておやつとして与えましょう。カロリーも高くなりやすいので、犬用だったとしても少量に抑えておくのがおすすめです。
◾ まとめ
大切な愛犬とは、特別なイベントを一緒に楽しみたいものです。
クリスマスの時期は、愛犬に飼い主さんと同じクリスマスケーキを与えたくなるかもしれませんが、健康面を考えて犬用ケーキを準備してあげましょう。最近は手作りのレシピも多く公開されているため、愛犬が一番喜ぶ形で取り入れてみてはいかがでしょうか。
(医療監修:獣医師 先崎直子)
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