「春先は特に注意!老犬の春の体調管理のポイント」。【老犬ケア】

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春先は特に注意!老犬の春の体調管理のポイント

2024.03.06 (老犬ケア)

お手をする老犬春は卒業や入学、就職など大きな節目を迎える人が多い時期。また、狂犬病予防接種の時期でもあります。
生活が大きく変わる春先は、老犬の体調管理にも十分に気をつけてあげましょう。

今回は、春におさえておきたい体調管理ポイントを解説します。
愛犬と健康的に過ごす参考にしてみてください。

■ 春先に体調を崩しやすい要因

春は、環境の変化や多くのイベントがあり、愛犬にとって体調を崩しやすい時期です。その要因をいくつかご紹介します。

・季節の変わり目による寒暖差
・気温や湿度上昇によるフードの劣化
・狂犬病予防接種といったイベント
・引越し
・進学や就職などによる家族構成の変化

春先の寒暖差は愛犬の体に大きな負担がかかります。また、春の陽気で気温や湿気が上昇するとフードが劣化しやすくなり、下痢や嘔吐の原因になることもあります。
引越しなどによる居住環境の変化や飼い主の家族構成の変化も愛犬にとっては大きなストレスとなり、体調不良の要因になります。

■ 春先に体調を崩さないために

➀寒暖差対策を行う
暖かくなっても、夜は冷え込むこともあります。寒さや暑さの対策を行いましょう。

②不安にさせない
飼い主さんにとって、引越しや家族構成の変化はやむを得ないことです。飼い主の都合ではあるため、ストレスを感じさせない努力をしましょう。
スキンシップの時間を多くする、事前に引越し先を何度か訪れるといった、愛犬が落ち着く工夫をするのがポイントです。

③排泄物や食欲を観察
予防注射などの前後は、体調管理を万全に行いましょう。体調が優れない時には予防接種を延期した方が良いでしょう。
愛犬の様子を日頃から観察しておけば、ストレスでの体調不良にも気付きやすくなります。

老犬になると、これまで問題なかった体調の変化がストレスになる可能性もあります。
また、免疫機能も低下しているため、少しでも体調に変化があればかかりつけの獣医師に相談しましょう。

■ 新しい季節の春を愛犬と楽しんで

体調を崩しやすい季節の変わり目は、老犬にとって心配な時期です。かといって、気にしすぎて屋内に閉じこもるのは逆効果になる場合もあります。
暖かく過ごしやすい日も多くなるため、愛犬と一緒に散歩の回数を増やすのも良いでしょう。愛犬の性格や好みに合わせて、春をぜひ楽しんでください。

(医療監修:獣医師 先崎直子

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