ペット保険を展開するアニコムに寄せられた電話相談のうち25％が、子犬や子猫を新たな家族として迎えてから2日以内

10日を過ぎると、相談件数は極端に減少

はじめて動物を迎えた家族の不安がうかがえる調査結果が出ました。

もちろん、まだ体も小さく、抵抗力も強くない仔犬や子猫は、環境の変化に弱く、また体調の変化を起こしやすいので、その時期に質問が集中することもあるでしょう。

しかし、果たしてそれだけが原因でしょうか？

子犬、子猫を受け入れる側の『動物を飼う準備』は万全なのでしょうか？

ブリーダーやペットショップから家庭に連れてこられることは、子犬や子猫にとっては、とても大きな環境変化になります。

それを考えて、迎えた日はできるだけ刺激の少ない環境を用意してあげるなどの準備が必要です。

犬や猫の体調変化の見方や、犬種、猫種特有、飼育上の注意点の知識も最低限は勉強しておく必要もあります。

そんな準備をしてあれば、子犬、子猫の心身への負担も最小限に抑えられ、体調変化に対しても落ち着いて対応できるはずです。

そのような勉強も含め、事前にしっかりと準備をしておくことが、大切なパートナーに向ける優しさの第一歩だと感じます。

これから新たな家族を迎えようと考えられているみなさん。

ぜひ、『動物を飼う準備』にしっかりと時間と労力を割いていただければと思います。

アニコム家庭どうぶつ白書2014

http://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_201411.pdf