「老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム訪問2」。【老犬ケア】

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老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム訪問2

2016.01.13 

東京ペットホーム 猫の部屋 前回コラムに引き続き、東京都大田区にある老犬・老猫ホーム 東京ペットホームについてお話します。

 今回お話しするのは施設の特長です。

 代表の渡部さんにお伺いしたところ、施設の特長を次のようにお話しされました。
1.できる限り広いスペースの確保
2.愛犬・愛猫が甘えられるスタッフ
3.幅広い医療情報収集による治療方針の検討・決定

1.できる限り広いスペースの確保
東京ペットホームでは、一般的なペットホテルや動物病院に比べて、広めのスペースを用意しています。
たしかに、施設は東京23区内にあるのでスペースに制限はありますが、大切な愛犬・愛猫がその余生の大半をすごす場所はゆったりしているほうが良いと思います。
また、足腰が弱くなっている老犬・老猫を狭いスペースで飼うと、より一層筋力が低下して、歩けなくなることもあります。
そのため、最低限でもケージ内で歩き回ることができるスペースは確保しています。

2.愛犬・愛猫が甘えられるスタッフ
私たちスタッフが、それまで家族として暮らしてきた飼い主の代わりになることは難しいと思います。
しかし、愛犬・愛猫が落ち着いて暮らすには「この人は頼りになる、この人がいると安心する」といった存在が必要です。
そんな老犬、老猫たちから甘えられる存在になるよう、スタッフはできるだけスキンシップを図っています。

3.幅広い医療情報収集による治療方針の検討・決定
お預りしている老犬、老猫が病気にかかったりやケガをした場合、私たちスタッフは医療的な判断はせず、必ず医師に相談します。
場合によってはセカンドオピニオン、サードオピニオンをもらうこともあります。
それら幅広い情報をもとに、飼い主と相談しながら、愛犬に最適な治療方針を立てるようにしています。
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 これらすべては飼い主と愛犬が一緒に過ごしている時には当たり前のことかもしれません。しかしこの当たり前をしっかりとやることで、可能な限り自宅での生活を再現することこそが大切だと渡部さんは話されていました。

 元々、犬や猫は環境の変化に敏感ですが、年をとって老犬・老猫になると、より一層環境の変化に弱くなります。

 だからこそ「自宅での生活を再現」が大切になってくるのでしょう。


前回コラム「老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム訪問1」はこちら

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