老犬がいる家庭に子犬を迎える時の注意点
2016.07.13 (老犬ケア)
愛犬と過ごす楽しく幸せな日々。
もっと賑やかで充実した日々を過ごすため、子犬を迎えようと検討中の方、先住犬は老犬ではありませんか?
多頭飼いをする際に注意する点はいくつかありますが、先住犬が老犬の場合、特に注意が必要です。
その注意点に気をつけていれば新しい家族を迎えても、これまでどおりの楽しく幸せな毎日を築いていく事ができます。
先住犬が老犬であった場合の注意点とはどんなことなのでしょうか。
1.老犬の性格と健康状態
新しい家族を迎えるために把握しておきたいことが、老犬の性格と健康状態です。老犬が健康ではなかったり性格が友好的ではない場合、子犬と良い関係を築くことができないため、ストレスをためてしまいます。
ストレスをためれば、病気や問題行動の原因にもなります。
老犬のことを思うのであれば、新しい家族を迎える前に老犬の性格と健康状態を考慮し、しっかりと検討することが大切です。
2.老犬をたてることが大切
新しい家族を迎えた場合、その子中心になってはいけません。先住犬である老犬をたてることが重要になってきます。
新しく迎えた子犬を優先すると、老犬と飼い主がこれまで築いてきた信頼関係が薄れてしまう可能性があるからです。
老犬は頑固な面が強まるのことが多く、信頼関係が薄れるたことが問題行動の原因となることもあります。
老犬のためにと思って迎えた子犬であっても、これでは意味がありません。
飼い主と老犬との信頼関係を保たれてはじめて、子犬の存在が老犬にとっても活力になっていくのです。
3.老犬と子犬の運動量の違い
老犬と子犬の相性が良い場合、子犬につられて遊ぶことで老犬の運動量が増えます。
そのため、気分的には元気になりますが、気がつかない間に疲れをためてしまいます。
これを防ぐには、老犬の体調をみながら飼い主が運動量の調節をしていくことが大切です。
成犬なら気にしなくて良いことでも、老犬の場合、健康面や体力面を注意深く見守る必要があります。老犬のことを考えて新しい家族を迎えたとしても結果的に老犬の負担になるのなら意味がありません。
一番大事なことは新しい家族を迎える前に、これらのことを考慮したうえで、きちんと家族で話し合うことではないでしょうか。
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