犬種の選び方
2015.06.14 (老犬ケア)
犬を飼う時、あなたはどうやって犬種を選びますか?
外見のかわいさ、体の大きさ、屋内で飼えるかどうか、などはまず考えることではないでしょうか。
実は、人間と長く生活してきた犬は、家畜の誘導、番犬、小動物の捕獲など、犬種ごとに活躍してきた目的が違います。
そしてその目的に適した性質を持っており、飼った時の悩みもまた違います。
全国の老犬ホームを訪問し、飼い主さんのお話を伺っても、本当に犬によってさまざまです。
先日、アニコム損害保険株式会社から発表された調査でも
「犬種によって”しつけの悩み”は異なる傾向」という結果が出ていました。
一部、ご紹介します。
■ミニチュア・ダックスフンド
猟犬として活躍していた犬種であるため、動くものに反応し、興奮して吠えてしまうなど「吠え」に関する相談が見られます。
■柴犬
飼い主に忠実な犬種であるがゆえの、他人への「噛み癖」、散歩時の他の犬への態度などに関する相談が多く見られます。
■ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
牧羊犬として、家畜のくるぶしを噛んで追い込んでいた犬種であることから、
「噛み癖」に関する相談が多く見られます。
また、犬種ごとに寿命や、老犬になった時にかかりやすい病気なども変わってくるので、将来を考えて犬種を決めることをお勧めします。
いかがでしょうか。
その際は老犬ケアの犬種図鑑もぜひ参考にしてください。
https://www.rouken-care.jp/dog/
外見のかわいさもとても大切ですが、長く一緒に生活していく愛犬です。
こういった犬種ごとの特徴と、飼った後の生活を考えて犬を選ぶようにしましょう。
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