老犬ホームを選ぶ理由4
2015.07.15 (老犬ケア)
愛犬を複数飼っていらっしゃる場合、同時期に老犬になり、介護が必要になる可能性もあります。
今日ご紹介するのは、ご主人がご病気になり緊急入院、愛犬2匹の飼育をやめるよう指導された30代女性のUさんです。
その時、2匹の愛犬も15歳と高齢で持病もありました。
Uさんはまず、親類へ預けることを検討します。
しかし病気の老犬2匹を預かってくれる親類はいませんでした。
そして苦渋の決断、安楽死を選択します。
しかし、どうしてもかわいそうで、なんとか道はないかとインターネットで情報収集を開始されました。さまざまなウェブサイトを検索しているうち、老犬ホームの存在を知り、連絡をとってすぐに現地を訪問したそうです。
<老犬ホームに決めた理由>
初めて行った老犬ホームでは、スタッフの方々の高い医療知識と行き届いた介護の状況が感じられ、すぐにご病気のご主人に相談。
安楽死はやめ、老犬ホームに預け入れることを決定されました。
Uさんは、老犬ホームといっても預かってそのまま放置したり捨てたりしているのではないかと不安だったそうです。今までは2頭だけで生活してきたので、多くのワンちゃんのなかでの生活への不安も大きかったとのこと。
けれど老犬ホームを訪問した時に、「犬の終末期をちゃんと看取りましょう」という一所懸命で真摯なスタッフの方々の姿勢に心を動かされたとおっしゃっていました。
預入れ後、ご主人の看護の合間をぬって、月に1回は面会に行かれたそうです。
ご主人の病気が治ったら、もう一度自分たちで介護をしようと考えておられたそうですが、残念ながら2匹の愛犬は老犬ホームで亡くなりました。
Uさんは、選択肢のひとつとして老犬ホームを勧めたいとおっしゃっていました。
一度は安楽死という決断までされ、2匹の愛犬を老犬ホームに預け、看取ったUさんの言葉にはとても重みがありました。
複数の愛犬の介護に悩まれている飼い主の皆さまも、私たち老犬ケアにご相談ください。
全国の老犬ホームを訪問したスタッフが一緒にあなたの愛犬の介護について考えます。
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