「飼い主も一緒に健康食をたべよう」。【老犬ケア】

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飼い主も一緒に健康食をたべよう

2016.08.23 (老犬ケア)

老犬の食事 老犬の介護食は面倒なものだと思っていませんか?今回は楽しみながら、手軽に作れる介護食をご紹介します。

 飼い主さん自身の食事を準備する際に、愛犬のごはんも一緒に用意する手作り介護食です。

 作り方をご紹介しますので、難しく考えずにワンちゃんと一緒に、ごはんを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 最近では低カロリー高たんぱくのものや、愛犬の嗜好性に合わせた風味を持つものなど、老犬用のドッグフードも大きく進化してきました。
とはいえ、市販のフードだけではお金の負担も馬鹿にならないのではないでしょうか。
犬も高齢になると、食事代の他にも、病院代などの費用も掛かります。

 そこで今回は飼い主さんの食事を上手に利用した愛犬のご飯の作り方をご紹介します。

 まず、ワンちゃん専用鍋を用意します。
 そして、この機会に飼い主さんも玄米食にしてみましょう。
 ごはんが炊けたらワンちゃん鍋に、玄米ごはんを入れてお粥を作ります。その上に赤い食べ物(鶏ささみ・タラなど)、食物繊維(サツマイモ・ジャガイモなど)、緑の食べ物(ニンジン・カボチャなど)でトッピングすれば完成です。急にご飯を変えると下痢をすることがあるので、今までのフードに混ぜながら、少しずつ慣らしていきましょう。また、病気の治療を受けている時は、食事内容に制限が必要な場合もあるので、獣医師への相談も忘れずにしましょう。

 ワンちゃんに必要な栄養を、自分が分かるよう、絵や図にして近くに貼っておき飼い主さんのおかずを作るとき、これらの食材を頭にいれて、献立を考えれば、自分の食事の食材を刻んだついでに、ワンちゃん鍋にそれらを入れられます。ただし、犬には与えてはいけない食品(ネギ、タマネギ、ナッツ類など)も、ありますので注意しましょう。

 手作りごはんに不安がある時は、市販の缶詰やふやかしたフードを少量混ぜると、バランスの取れた老犬食になります。

 また、犬も高齢になると食べむらが出てくるので、食いつきを見ながら、少量ずつ与えるようにしましょう。食べる時に「カボチャおいしいね」「ごはんおいしい?」などと、声を掛けるとワンちゃんの励みにもなります。

 こうして一緒に食事を作ることで、ワンちゃんと飼い主のみなさんの両方にとって、高たんぱく、低カロリーの健康的な食事ができるようになるだけでなく、ワンちゃんの食事を作ること、それ自体も楽しみにもなるでしょう。

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