愛犬介護は自宅?老犬ホーム?
2016.09.29 (老犬ケア)
あなたの愛犬が高齢になり、介護が必要になった時どうするか、考えたことはありますか?
多くの方が、愛犬が住み慣れた自宅でのケアを希望するでしょう。
老犬は環境変化に敏感になっているので、住み慣れた我が家でのケアがベストであることはいうまでもありません。
しかし、実際に始めてみると、老犬介護は想像以上に大変です。
介護の程度が重い場合は、誰かが24時間そばに付いていることが必要になることもあります。愛犬が病気を患っていれば、なおさらです。
排泄物で汚れたマットなど、汚れ物の洗濯も必要です。
介護の期間が長くなれば飼い主の負担はさらに重くなります。
家族、親族、愛犬仲間などで介護を分担できるよう、話し合っておきましょう。
最近では、短期預かりや日中だけの預かり、訪問看護などのサービスも登場してきました。これらを上手に活用して、介護の負担を減らすことも考えましょう。
そのような頼り先がない場合、老犬ホームも一つの選択肢です。
老犬ホームとは、高齢犬や要介護犬を、預かってくれる施設です。
老犬ホームを利用する場合、いざという時に慌てないよう、事前に見学したり、資料を集めておくと良いでしょう。
立地や価格以外にも、
スタッフ一人あたり、何頭くらいのを担当するのか?
施設にスタッフが常駐している時間は?
などをチェックしておきましょう。
さらに、病気の時の対応も必ずチェックするべき点です。
積極的治療、緩和ケアなど、治療方針は?
動物病院が併設されているのか、あるいはどこの動物病院と提携しているのか?
いままでのかかりつけ医との連携は取れるのか?
急な治療が必要となった場合の、飼い主への連絡体制は?
などもしっかり確認しましょう。
最近では、動物病院が運営する施設など、医療対応の手厚さ特長とする老犬ホームもあります。
愛犬に介護が必要になった時、愛犬、飼い主双方が笑顔で暮らすためには、できるだけ介護の負担を少なるすることが大切です。
愛犬が高齢になる前に、周囲の人としっかり話し合っておきましょう。
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