愛犬の体にフィット、手作りオムツのすゝめ
2017.02.01 (老犬ケア)
老犬になると、トイレの失敗が増えてきます。
そんな時に頼りになるのがオムツです。
最近では多くのメーカーから、ペット専用のオムツが販売されるようになりました。しかしまだ発展途上の段階で、愛犬の体型に合わない、愛犬が嫌がってすぐに取ってしまうなどといった声も多く聞かれます。
市販のペット用オムツを購入する際には、最初から大量購入せず、まずはテストのつもりで、少ない枚数で購入し、愛犬の体型合うのか、嫌がらずに着続けてくれるのか、オシッコの量に耐えられるのかを見極めるようにすると良いでしょう。
やっぱり、愛犬の体型に合ったオムツが欲しい。
そんな飼い主のみなさんにご紹介したいのが、人間用のものを使った手作りオムツです。
今回は実際にオムツを手作りした飼い主の方の事例をご紹介します。
柴犬サイズのミックス犬、17歳の女の子を飼っていた飼い主の話です。
市販のペット用オムツを使っていましたが、シッポの穴から漏れてしまうという悩みを抱えていました。寝たきりだったものの、ベッドで動くとオムツが脱げてしまうこともあったそうです。そこで乳幼児用のテープタイプオムツを購入、シッポの部分に10センチほど縦に切り込みを入れて、切り口には吸水ポリマーが出ないように薄めの布テープを貼った手作りオムツを作りました。シッポの回りにも十分にポリマーがあるので、漏れることはなく、また胴回りもテープで調節できるので脱げることもなくなったとのことです。
この手作りオムツ、お財布に優しいというメリットもあります。ペット用のオムツは一枚あたり概ね50円程度ですが、人間用のオムツは15円程度と三分の一程度の値段になります。
手間は増えますが、大切な愛犬のためならオムツ作りの過程も楽しんでできるはず。
オムツでお悩みの飼い主の方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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