老犬でも楽しめるスポーツ ノーズワーク
2017.06.13 (老犬ケア)
年を重ね運動量が落ちてきた愛犬。
そんな愛犬とでも楽しめるスポーツがあるのはご存知ですか?
それはノーズワークです。
ノーズワークとは、アメリカの保護犬シェルターで遊びとして始まったもので、フードなど臭いのあるものを、段ボール、家具、建物や車などに隠して、探し当てさせるスポーツです。
愛犬が自分のペースで目標を探すことができるので、幼い犬から老犬まで幅の広い年齢で楽しめ、また目や耳が悪くなった愛犬でも取り組むことができます。
嗅覚を使うので、愛犬にとっては脳の刺激になり、また自分のペースで目標を探すので、脚力の維持も無理なくできます。
人のパートナーとなる前は、優れた嗅覚を使って獲物を探し、狩りをしてきた犬たち。その鋭い嗅覚と残された狩猟本能を活かしたスポーツなので、訓練も飼い主にとってそれほど難しくないのも魅力です。
匂いを嗅ぐという本能を満たすことができ、見つけた時には褒められるので、愛犬たちは達成感や満足感が得られます。
愛犬たちにとっても、年を重ねてもまた飼い主と一緒に何かに挑戦したり、楽しんだりすることは、刺激的で嬉しいことでしょう。
年を重ねたパートナー、もう新しいことには興味を示さないのではとあきらめず、取り組んでみるのも良いかもしれません。
日本ではまだ始まったばかりのドッグスポーツ、ノーズワーク。
最近ではノーズワーク教室なども開催されていますので、興味のある方は一度参加してみてはいかがでしょう。
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