老犬とおでかけ!楽しみ方と注意点
2018.04.28 (老犬ケア)
犬とおでかけをするトップシーズンが到来しました!飼い主さんも老犬も、心地よい風に誘われて外出が楽しくなる季節。散歩を嫌がっていた老犬も、気分が良くなって、外に出たがることもあるかもしれません。ゴールデンウィークも始まりましたし、老犬の体調に合わせてお出かけを楽しんでみましょう。
老犬と一緒にお出かけする時の楽しみ方と注意点をまとめてみました。
■飼い主が行きたい場所と、老犬が行きたい場所は違います
飼い主さんが考えるおでかけは、老犬のお出かけ場所として見合った場所でしょうか?人が楽しめる場所と犬が楽しめる場所は少し違います。人手が多く、混雑する場所や日陰がない場所、トイレがしづらい場所は、犬とお出かけをするスポットとして適していません。そういった場所に行きたい時は、勇気をもって愛犬はお留守番させたほうが、お互いにストレスのない時間が過ごせます。
老犬と一緒にお出かけをするときは、愛犬目線で場所を選び、「うちの子がリラックスできるお出かけ場所」を選んであげましょう。
■無理のないおでかけ計画をたてる
老犬と一緒に出かける際は、移動時間や滞在時間、過ごし方など無理のない計画をたてましょう。
若いワンちゃんであれば、あちこちに連れて行っても、体力もあって環境にも素早く対応できますが、老犬の場合は疲れやすく、対応力にも限界があって、ストレスを感じがちです。無理をすれば、帰宅してから体調を崩してしまうということも考えられます。
できるだけ余裕をもった計画をたてて、休憩時間もたっぷりとりましょう。
■車での移動はこまめな休憩タイムをいれましょう
車でのドライブは、人は景色を楽しんだり、お気に入りの音楽をかけたりと、気分転換ができますが、老犬にとっては「移動」としか捉えられない場合が多くあります。少しでもドライブを快適なものにするためには、こまめに休憩をとり、トイレを我慢させたり、長時間窮屈な思いをさせたりしないよう、十分に気配りをしましょう。
また、これからの季節は晴れている日の陽ざしはかなり強いです。車内にエアコンつけていても、直射日光が当たると体が熱くなります。直射日光が老犬にあたらないよう座席の位置を工夫する、サンシェードを利用する(後部座席の場合のみ)などの配慮をするようにしましょう。
■ドライブルートはしっかりチェック
車でおでかけする時は、渋滞や、ルートを間違えると、老犬にとっては移動時間がとても長く退屈なものになってしまいます。ストレスを感じると、車酔いをしたり、トイレを我慢したり辛い時間が長く続くことになります。事前に道順をしっかりとチェックして、事故が起こりやすい場所や渋滞スポットを避けるドライブルートを考えておきましょう。
また万が一体調を崩したときに行けるように、念のためドライブルートの沿線にある動物病院の場所と診察時間を確認しておくとよいでしょう。
■食事をするときは老犬を車に残さない。
おでかけ先には、ご当地グルメや人気のお店などもたくさんあることでしょう。ただ、そこに立ち寄りたいからといって、愛犬を車に残すことは数分であってもオススメできません。これからの時期は熱中症の心配や、窓を開けて車を離れたことによる脱走や車中荒し、さらに犬の盗難など、飼い主が注意しておけば避けられた事故が後を絶ちません。
一瞬の出来事で後悔しないためにも、愛犬と一緒に出かけた時は、愛犬から目を離すことなく、食事はドライブスルーや交替で買い物にいくなどしましょう。
大切な愛犬に気遣いながらお出かけをすれば、楽しい想い出をいっぱいお土産に持ち帰ることができます。老犬目線のおでかけスポットを探して、ぜひプチ旅を楽しんでみてください。
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