「ペットの支出でかさむ診療費。代表的な病気の治療費は?」。【老犬ケア】

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ペットの支出でかさむ診療費。代表的な病気の治療費は?

2021.01.12 (老犬ケア)

お座りする老犬かわいいワンちゃんや猫ちゃんを飼いたいと思うものの、やはり気になるのがペットの飼育により生まれる出費。特に思わぬケガや病気による治療費は、思った以上に出費がかさむようです。
そこで今回はペットの飼育にあたって知っておきたいケガや病気の治療費について解説していきます。

■ペットの年間支出の多くを占める「病気やケガの診療費」

アイペット損害保険株式会社およびアニコム損害保険株式会社がそれぞれ実施した「ペットにかける年間支出調査」によると犬、猫ともに「病気やケガの診療費」が支出の多くを占めることがわかりました。
人間同様にペットもいつ、どんな病気やケガをするかは予想ができないため、普段からそれなりの治療費がかかることを心づもりしておく必要があるでしょう。

「病気やケガの診療費」以外には犬、猫ともに「フード・おやつ」が上位にランクインしています。また調査からは、犬の場合、猫に比べ圧倒的に「トリミング代」にお金がかかることがわかります。

◾️犬がかかりやすい病気とその治療費

「病気やケガの診療費」はペットを飼う上で無視できない項目です。
では具体的にどれくらいの支出が予想されるのでしょうか?
今回は犬がかかりやすい病気をメインに治療費の目安をご紹介します。(実際にかかる費用は各クリニックによって異なります。)

・皮膚炎(通院1回につき):6,000円
・外耳炎(通院1回につき):3,000円
・椎間板ヘルニア(手術・入院代):30万円前後
・ノミ・ダニ駆除(通院1回につき):1,500円〜(体重によって変動あり)
・フィラリア予防:年間8,000円〜

手術を要する場合は高額な治療費が必要になるため、ペット保険には入らない限り飼い主が全額負担となり、かなりの出費となります。犬も年齢を重ねるにつれ病気のリスクが高くなるため、飼い主の医療費より負担がかかることもあるかもしれません。

◾️まとめ

ペットを飼う場合、「一生お世話を見る」という覚悟が必要です。そのためにはペットにかけられる経済的なゆとりが求められます。
今回は代表的な病気の治療費について解説しましたが、病気によっては定期的に通院したり、毎月薬代がかかったり、予想外に出費がかさむこともあります。さらに高齢になって介護が必要になった場合は、プラスで必要となるお金も出てくるでしょう。

万が一に備えてペット保険に加入したり、ペットのための貯金をしたりすることで未来に備えて安心を得られることもあります。ぜひ参考にしてみてください。

老犬でも入れるペット保険のご案内はこちら

<参考資料>
ペットにかける年間支出調査 2019|アニコム損害保険株式会社
ペットの支出に関する調査|アイペット損害保険株式会社

(医療監修:獣医師 先崎直子

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