「老犬のトリミングはどうしてる?頻度やおすすめのサービス」。【老犬ケア】

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老犬のトリミングはどうしてる?頻度やおすすめのサービス

2022.01.21 (老犬ケア)

トリミング後の老犬愛犬にとって重要なスキンケアの一つでもある「トリミング」。毛をきれいに整えるだけでなく、身体を清潔に保ち、健康維持のためにも欠かせないものです。
とはいえ、老犬にもなると動作一つひとつが身体の負担になるため、トリミングの適切な方法について悩む飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は、老犬のトリミングについて解説します。

■ 老犬のトリミングで求められること

トリミングはシャンプー・カットに加え、爪切りや耳そうじ、口腔ケア、肛門腺搾りなどのお手入れを行うものです。老犬の場合は、オムツかぶれや床ずれなどのケアも必要となってくるでしょう。
また老犬になると、心身ともに小さな変化に対しても負担を感じやすくなるため、トリミングを行う際は素早く短時間で終わらせることが重要です。
そのためトリミングを行う目安は月1回。サイクルを早めることで毛が伸びすぎず、施術時間を短縮できるでしょう。

■ トリミングを行う方法・場所は?

トリミングを行う方法・場所は主に3つ。「自宅で飼い主さんが行う」「サロンもしくは自宅でトリマーさんにお任せする」「動物病院にお願いする」です。
ただしシャンプーや耳掃除などの基本ケアは飼い主さんでも行えますが、カットなどテクニックを要するものは、サロンや動物病院にお任せすると安心でしょう。

サロンに預けてのトリミングは、愛犬が落ち着いて施術を受けられるようであれば、年齢的な制限はありません。
とはいえ、10歳を過ぎてからサロン通いを始めるのはストレスがかかりやすくなります。若い頃に比べ、我慢ができなくなったり、顔や身体を触られるのを嫌がったりすることもあるため、愛犬の状態を見ながら、ベストな方法を探っていきましょう。
サロンに預ける以外にも「出張サービス」もあります。トリマーさんが自宅に来てくれるため、住み慣れた空間で施術を受けられ、ストレスを軽減できるメリットがあります。

動物病院でのトリミングは、メディカルチェックも万全で、皮膚病がある愛犬も安心して施術が受けられます。持病があり、一般のサロンでは受け入れてもらえない場合でも対応してもらえるのがポイントです。
また、トリミング中に体調が急変した時にも速やかに対応してもらえます。

■ まとめ

老犬になると気力・体力どちらも低下するため、身の回りのお世話にも気を使うようになりますよね。愛犬にとって、心地よく施術が受けられる場所を見つけ、トリミングを習慣づけることが大切です。
なお、愛犬にやさしいサロン選びのポイントは「体調に合わせた施術が受けられる」「ストレスが少ない施術内容」「持病を考慮した施術内容」の3点です。サロン選びの参考にぜひお役立てください。

(医療監修:獣医師 先崎直子

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