老犬の意欲の低下 気を付けるべきポイントとは?
2022.08.12 (老犬ケア)
体調は良さそうなのに、散歩に行きたがらなくなったり、寝ている時間が増えてきたり。老犬になりさまざまな刺激に慣れてくると、意欲や好奇心が低下して以前のように活動的でなくなる場合があると言われています。
普段の活動量が減ってくると、筋力や体力が衰えるだけでなく、脳への刺激も減っていき、頭の機能が低下することにもつながります。愛犬には高齢になっても意欲や好奇心を持って元気でいてほしいものです。
そこで今回は、老犬の意欲の低下についてチェックしたいポイントをまとめてみました。
■ 意欲の低下をチェック
愛犬に当てはまる行動がないかチェックしてみましょう。
・以前ほど他の犬と遊ばなくなった
・飼い主が遊びに誘ってもあまり喜ばなかったり、遊びにすぐに飽きてしまったりする
・寝ている時間が増えた
・お散歩に行きたがらない
・以前ほどおもちゃに興味を示さなくなった
・表情が乏しい
・名前を呼んでも、反応しなくなった
・食べ物に以前より執着するようになった
・以前ほど食べ物に興味を示さなくなり痩せた
・以前よりも留守番を不安がるようになった
・以前よりも吠えることが増えた
これらの症状がみられたら、まず体調を確認してみてください。体調が悪くないのに上記のような様子が続く場合、さまざまなことへの意欲が低下している可能性があります。
■ 飼い主さんが気をつけるべきことは?
老犬の意欲低下を改善するために、飼い主さんが心がけたいポイントについてご紹介します。
【コミュニケーションをとる】
散歩を嫌がったり、遊ばなくなったりしたときは、できるだけコミュニケーションを図りましょう。愛犬のペースに合わせて関わることが脳への刺激となり、気持ちを若く保つことができるでしょう。
【ゲームに食べ物を取り入れてみる】
食べ物は多くの犬にとって楽しみとなりやすいもの。
「知育トイで与える」「投げて取りに行かせる」「トリックやトレーニングのご褒美として与える」などの工夫をすることで意欲が上がり、脳や体に刺激を与えることができます。食べ物をご褒美にする場合は、肥満につながらないよう普段の食事量を調整することも大切です。
食べ物への反応が悪い場合は、病気の可能性がないか体調を確認しましょう。
◾ まとめ
意欲の低下は運動不足を引き起こし、脳や体の老化につながる原因になることもあります。以前は活動的だった愛犬が、日中寝てばかりいると心配になってしまいますね。
日頃から愛犬の様子をチェックし、気持ちに寄り添ってあげることで愛犬が暮らしやすくなります。愛犬の心の状態に合わせてコミュニケーションを図り、好奇心を持って生活できるようにサポートをしてあげましょう。
(医療監修:獣医師 先崎直子)
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