股関節形成不全
股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)
説明
股関節が正常に形成されない病気です。
ラブラドール・リトリーバーのような大型犬に発症するケースが多く、遺伝的要因が高いと言われています。
介護メモ
股関節形成不全を持っている犬は、変形性骨関節症になりやすく、痛みなどから後ろ足の跛行が見られることが多くなります。
後ろ足を使わないと筋肉が落ち、中高齢で歩けなくなるリスクが高くなるので、足への負担を減らすために体重コントロール、滑らないような環境整備を心掛けることが必要です。
激しい運動は避けた方がよいですが、痛みどめで痛みをコントロールしながら、お散歩などのゆっくりとした定期的な運動は、後ろ足の筋肉を落とさないためにした方がよいでしょう。
(病状によって変わるので、運動に関しては一度動物病院に相談することをお勧めします)